Xの魔王

登場人物名
母キンメリア・父マイダス・カルセオラリア王女(カルセ)
勇者アティス
四分領行政官リトエル・小姓アグロス
野党のガイウスと気弱なラティム、レジスタンスリーダー ベレン


魔王ミトラス扮する精霊と、後の王マイダスは「安泰の王国が欲しい」と契約する。
ただしこれは「家族との安寧」という王の本心ではないため、必ずしも王自身を幸福にする契約ではない。


フェシナス王国近隣で勇者が魔王と対峙し周囲を球形に削り取ってから一年、辺境のボウィライ山麓で勇者アティスがレジスタンスを率いているという噂が立つ。
これは肉体はアティスで精神は魔王であり、王女カルセは肉体を返してもらう為に魔王と行動をともにする。
城で魔王の精神を勇者の体から取り戻す為の契約書を探すがそれは各国に散った後で、天空人の装備をまとった王と戦う。
カルセと王が倒れる。
残った魔王がカルセの肉体を操り勇者アティスと建国シミュレーションを始めて終わる。


Xの魔王 (MF文庫J い 1-6)